PPPoE接続(主にフレッツADSL)とPSOの関係


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2002/07/17更新

※注意:PPPoE接続に関係のない接続方法(CATV,PPPoEを使用しないADSL/FTTHなど)でMTUを変更しないでください。余計なトラブルの元になります

PPPoE(主にフレッツADSL)とPhantasyStarOnline

 Ver2発売に合わせて公式ページにhttp://pso.dricas.ne.jp/manual.html#pppoeという情報も出ています。

 DC+BBAの組み合わせ(特にPSO)で対応していないPPPoE接続を回避するためにブロードバンドルーターを使用して接続すると、ルーターでMTUが変更されることがあります。このMTUはルーターによって設定を変更できたり、固定で変更できなかったりします。

 MTUサイズは最初のリンク先のソニックチームの情報どおり4の倍数を目安に設定するとよいようです。フレッツADSL時の最大MTU値は1454らしいのでこの真下の4の倍数は1452ですね。これを目安に4の倍数に設定してみましょう。1400と1452ではPCでの通信速度がかなり変わるとの報告もあります(1400のほうが遅いらしい)

 ※MTUサイズの設定を間違えると、キャラクターデータの破損がありえるそうです。実際破損した人もいるようですし(その結果チートでLVを上げていたようですが(苦笑))
 ※MTUを4の倍数に設定していない状態でのキャラが壊れるまでに至らない不具合としては特定シップや特定ブロック、特定ロビーに移動できないという症状があるとのこと。
 ※たまたまMTUの設定をせずにプレイできていたひとがロビーに出た途端にキャラが変化して、それを不正行為者に書き換えられたと騒ぐかたもまれにいるようです。MTU設定が必要なことを知らないことと、疑心暗鬼というものは怖いものです。

ちなみにMTUを4の倍数以外に設定するとこうなります。

故意にMTU設定を4の倍数ではない1450に設定して壊れた元フォマールのキャラクタ(名前が壊れてLV200になっています)
(協力:震電さん)
※このページで使用されている画像は(株)ソニックチームの許諾を得て、ドリームキャスト用ゲーム「ファンタシースターオンライン」よりキャプチャーしたものです。配布や再掲載は禁止されています。
(C) SEGA / SONICTEAM, 2000.


 で、どっかのBBSにてうちのページでは「どの行動をしたときにキャラが壊れるのか」が書いてないので知りたいとあったのを見かけたので書いておきますが、破損される個所はシップ接続でロビーに出た時やトランスポートしてシップ/ブロック/ロビーを変更した時にロビーに他プレイヤーが多数居た場合に破損するようです。でも、「壊れる」と書いてあるのに壊れる操作まで書く必要があるんでしょうか?
 いまだにMTU設定をせずにいきなり接続してキャラ破損したって話を見かけますが、DCユーザーはなんに対しても「買いですか?」とか聞かないと行動できない人が多いと思ってるんですがその配慮のない聞き方はどうあれ、情報収集をせずに接続してキャラ破損させるのもなんだかなって思いますが……
 MTUを設定せずにPSOに接続してキャラ破損したのを、不正操作使用者に不正を行われたと勘違いするヒトもいるそうです(苦笑)

RASPPPoEについて

 接続共有で使用する場合のNTT配布の接続ツールで上手くいかないときにはRASPPPoEという接続ツールを使うといいようです(NTTのツールで上手くいっててもこっちが便利との話も多し)

 RASPPPoE使用時のMTUサイズは、PSOをプレイできる範囲としては1200〜1280であるというのが、HALぼんさん、おびとさんから報告されています。上記Ver2に合わせて発表された情報で計算すると1452あたりが最大でしょうか。NTTの設定しているPPPoEでの適性MTUは1454なんですが4の倍数ではありません。


接続共有でのMTU変更について

 設定を楽に確実に行うためにもできるだけRASPPPOEを使用しましょう。RASPPPOE自身でMTUを設定できます。

 どうしてもRASPPPOEを使用したくない使用できないなどの理由で接続共有を行う場合、Windows98SE/MEでは接続共有自身のMTUを調整する場合はレジストリのInternetMTUを変更し(変更はレジストリエディタで可能です。変更方法はフレッツ接続ツールに関する解説ページにあります。Windows2000/XPではこの方法では調整できません)、LANカード単位でMTUを調整する場合にMTUを変更するLANカードはADSLモデムを接続している側のLANカードということになるので注意しましょう。
 LANカード別のMTU変更はDr.TCP、そのほかLAN接続最適化ツールで可能です。
 それらのツールの操作説明はフレッツ接続ツールに関する解説ページ(LAN!智ねっと内コンテンツ)で説明しています。ツールを使用しないでMTUを設定するレジストリ設定ファイルも配布しているので必要なひとはそれを利用しましょう(Winsows2000/XP向けの設定は見当たらないので配布していません)

技術資料:BBA側のMTU変更例

フレッツADSLでのWindows98SE/Me/2000の接続共有に関してfujiさんの以下の情報もあります。意味が理解できない人は、変に理解応用せずに無視してください。

(A)側LANアダプタ=ADSLモデムに接続しRASPPPOEでMTU1452に設定済み。(B)側LANアダプタ=BBAに接続

> ・上の環境で(B)側LANアダプタのMTUを、いろいろ変えながらPSOの接続を確認してみました。
>  MTUの変更はDr.TCPを使用しました。
> MTU PSO接続
> 1500 OK
> 1499 OK
> 1452 OK
> 1444 OK
> 1443 NG(SHIP選択画面が表示後、サーバから切断されました)
> 1200 NG(SHIP選択画面が表示されずにフリーズ)
> 1199 NG(SHIP選択画面が表示されずにフリーズ)
> 576 NG(SHIP選択画面が表示されずにフリーズ)
>
>   PSO接続OKはクエストのダウンロードのみです。それ以外は確認してません。
>
> ・仮定の結論
>  
>   ・A側(WAN側)のMTUはソニックチームのアナウンスどおりに設定する
>    (4の倍数でどうたらとか)
>   ・B側(LAN側)のMTUは、A側に設定した値から8を引いた数値以上に設定する
>    (8の根拠はPPPOEのヘッダ分です)
>  つまり、PSOサーバからデータが送られてくるときに、PCでフラグメンテーションが
>  発生しないように調整するということかな?
>
>
> #逆方向(DCからのアップロード)でもフラグメンテーションがおきないよう
> #MTUは1452と1444のセットがベストな設定のような気がしますね

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